facebookやinstagramには素敵な写真ばっかり…
自分の写真は、なんとなく普通な気がして…
このように思っている皆さんのために!
今回は、お花を撮る時に覚えておきたい”ヒント”をいくつかご紹介していきます。
特に難しい設定をしなくても…
撮る時間帯や、光の向きを変えれば…
皆さんの写真は、ガラッと変わるかもしれません。
カメラの設定はシンプルに!いつも通りで大丈夫です!
お花を撮るときは、特に難しい設定にする必要はありません。
『大事な7つの撮影設定』も、オススメのままで大丈夫です。
お花を撮るときに、覚えておきたいテクニックは…
上手にボカす!
背景ボカしのコツは大丈夫でしょうか?
背景をキレイにボカして、メインのお花を引き立ててあげましょう!
背景を上手にボカすには、レンズのチョイスと使い方も大切です。
望遠レンズで簡単キレイ!
レンズは”80mm”(35mmフィルム換算)以上の望遠がオススメです。
望遠レンズで撮るだけで、ボケの量は増えます。
また、背景を狭く写すことができますので、余計なモノを写真に入れずに済みます。
すっきりとした背景は、主役のお花を引き立たせるためにとても有効です。
コンデジで撮るときも…
目いっぱいズームを伸ばして撮った方が、簡単にキレイに撮れますよ!
ただ、望遠レンズで撮るときは、手ブレ(カメラブレ)に注意しましょう。
明るさ” と ”色合い” は、自分好みにとことんこだわる!
明るさは『露出補正』で…
色合いは『ホワイトバランス』で、それぞれ自分の好みに調整しましょう。
この、”明るさ” と ”色合い” については…
見た目になるべく近づけるもの良いですし…
見た目とは違う、自分だけのイメージに仕上げるのも、面白い写真を撮るコツです。
ワザと明るく、ワザと青く…
などなど、いろいろ試してみましょう。
写真はアイディアの勝負です!
光がキレイな時間 と 普通な時間
太陽の光は、当たる角度や光の色が常に変化します。
実は、そんな太陽の光が ”一日で一番キレイ” と言われる時間帯があるんです。
その時間帯を狙って撮れば…
風景も人も、もちろんお花もキレイに撮れます。
この『マジックアワー』と呼ばれる、とっておきの時間帯は…
朝、太陽が昇ってすぐと…
夕方、太陽が沈む前と…
1日に2回、太陽が±6度の角度に位置しているときです。
マジックアワーの詳細な時間などについては…
『撮る時間を変えるだけ!?『マジックアワー』で写真が変わる!』で詳しくご紹介しています。
お花を撮るなら早朝!
もしくは夕方!
これだけでも写りはガラッと変わるハズです。
曇りの日が狙い目です!
皆さんは、お花をどんなイメージで撮りたいですか?
しっとり、優しく、ふんわり…
もし、こんなイメージで撮りたければ…
狙い目は ”曇りの日” です!
光の質は…
『硬い光』と『柔らかい光』と、大きく2つに分かれます。
硬い光で撮ると、力強い印象に写ります。
影もハッキリクッキリ出ます。
一方、柔らかい光で撮ると…
優しく、柔らかく、ふんわり、しっとりとした印象に写ります。
影も薄く、ソフトに出ます。
お花をふんわり、しっとりキレイに撮るには…
柔らかい光を探して撮ることがポイントです!
曇りの日は、光が柔らかく、お花を撮るには嬉しい天気です。
快晴の日でも、日陰に入れば柔らかい光を見つけることができますよ!
雨の中での撮影は、さすがにオススメしませんが…
雨上がりで薄日が差している状況なんかもキレイに写ります。
ただ、雲りの日や日陰で撮る場合は、被写体が青っぽく写ることがありますよね?
こんなときも、ホワイトバランスで色合いを調整して撮りましょう。
ホワイトバランスは、曇天や日陰など、プリセットを変えるだけでもいいんですが…
できれば『ホワイトバランスの微調整』まで覚えてしまえば…
もっと自由に、自分好みの色に調整して撮ることができますよ!
![ohana-20150721-001](https://flowercamera.net/wp-content/uploads/2015/07/ohana-20150721-001-1024x685.jpg)
露出補正で明るさを微調整…
ホワイトバランス微調整で色合いを微調整…
この2つをしっかり覚えれば、自分でも驚くほど思い通りに撮れるようになります。
しかもミラーレス一眼なら…
撮る前に電子ファインダーやモニターで調整具合の確認ができます。
本当は難しい微調整ですが、誰でも簡単にできちゃいます!
逆光を探して印象的に!
『お花は”順光”で撮らなければいけない』
何となく昔はそう聞いた気がします…
順光で撮れば、被写体のディテールをハッキリ写すことができます。
図鑑や記録で撮るお花なら、なるべく順光で撮った方が良いかもしれません。
でも、立体感が乏しく、何となくペタッとした印象の写真になってしまいます。
もしかしたらこれが…
「何となく普通でつまらない写真…」の原因だったのかもしれません。
お花を撮るときも”光の向き”が大切です。
横からの光(サイド光)で撮ってみたり…
後ろからの光(逆光)で撮ってみたり…
その中間の光(斜光)で撮ってみたり…
積極的に動いて ”光を探す” ことが大事です。
逆光を狙って撮れば…
背景がフワッと明るくなって、光がお花を包み込むような印象になります。
花びらも透けて、とてもキレイですよ!
![マジックアワー,お花](https://flowercamera.net/wp-content/uploads/2020/03/ohana-20150721-011-1024x681.jpg)
カメラマンは朝が早い!
カメラの操作は、普段通りにシンプルでも…
光をしっかり”見て探して”撮るだけで、今までとは一味違う、とてもキレイな写真が撮れちゃいます。
早朝のマジックアワーを狙って公園に行けば…
人も少なく貸し切り状態だったり…
葉っぱに露の雫が付いていたり…
![マジックアワー,お花](https://flowercamera.net/wp-content/uploads/2020/03/ohana-20150721-010-1024x683.jpg)
いつもの時間に撮るよりも、遥かにシャッターチャンスに恵まれますよ!
”早起き”は…
写真にも良く、健康にも良く、一石二鳥ですね!