最近 私用のスマホを、GoogleのPixel 4 XLから Pixel 7 Proに買い替えました。
超広角から超望遠まで、幅広く撮れるようになったズーム技術に驚きつつ、画質もしっかり向上していて、楽しくパチパチ撮って遊んでいます。
ところで、Pixelをお持ちの皆さんは、普段カメラをどうやって立ち上げていますか?
「そりゃホーム画面のカメラアプリをタップするでしょ?」と思われるかもしれませんが…、今回は より直感的で、素早く起動できる設定を 3つご紹介していきます。
個人的なおすすめは、①と③の組み合わせです。
① 電源ボタン2回押しで起動
以前からPixelをお使いの皆さんは、この設定を有効にしている方が多いと思いますが、僕も同じくオススメです。

他のアプリを使用中でも(YouTubeを見ていても)、ロックの状態からでも、電源ボタンを2回押せば強制的にカメラが立ち上がります。
「物理的なボタンを押す」という点も、操作が確実な感じがしてポイントが高いです。
電源ボタン2回押しでカメラを起動
本体の設定を開きます(1/5)
メニューを下にスクロールして「システム」をタップ(2/5)

「ジェスチャー」をタップ(3/5)

「カメラをすばやく起動」をタップ(4/5)

スイッチを有効にします(終わり)

ちなみに、電源ボタンは他にも、「長押し」でGoogleアシスタントを呼出すようにカスタマイズすることもできます。
電源ボタン長押しでGoogleアシスタントを起動
本体の設定を開きます(1/5)
メニューを下にスクロールして「システム」をタップ(2/5)

「ジェスチャー」をタップ(3/5)

「電源ボタンを長押し」をタップ(4/5)

「長押しでアシスタントを呼び出す」を有効にします(終わり)

緊急通報/電源を切る/再起動は、「電源ボタンと音量大ボタンの同時押し」になります
② 背面2回タップで起動
Pixelの「クイックタップ」と言う機能を使えば、スマホの背面をタップしてカメラを起動させることができます。
これはiPhoneのリンゴマークタップと同じで、何となく手品のようなオシャレさに惹かれ設定してみましたが、耐衝撃のケースに僕のタップが吸収されているのか、反応がイマイチでした。
タップの強さや間隔など色々試してはみましたが、やはり空振りが多く、いつの間にか設定したことを忘れていました。
ただ 僕の友人は「便利すぎ!」と高評価なので、ご自分に合うか? ぜひお試しください。
背面2回タップでカメラを起動
本体の設定を開きます(1/6)
メニューを下にスクロールして「システム」をタップ(2/6)

「ジェスチャー」をタップ(3/6)

「クイックタップでアクションを開始」をタップ(4/6)

「クイックタップの使用」を有効にした後、少し下にスクロールします(5/6)

「アプリを開く」を選んで、アプリ一覧から「カメラ」を選びます(終わり)

クイックタップ自体は 他にも色々割り当てできますので、上手く使えばとても便利なのは 間違いありません。
③ 画面のどこでも!上にスワイプして起動
これは僕のイチオシで、恐らく最も労力を使わない立ち上げ方じゃないかなと思います。(要アプリインストール)
画面のどこでも、上にサッとスワイプするだけでカメラが立ち上がります。
意外と誤作動はありません
他のアプリは閉じている必要がありますが、「撮りたい!」と思った瞬間に、何も探さず、力も要らず、直感的に素早く立ち上げられます。
ただ、スリープ状態からは起動できませんので、その場合は「電源ボタン2回押し起動」を使えば完璧です。
この便利な「上スワイプカメラ起動」ですが、スワイプ動作をカスタマイズするためには、「ジェスチャーアプリ」をインストールする必要があります。
ジェスチャーアプリを単体でインストールするのも良いですが、僕の場合、元々入れている Microsoft Launcherと言うランチャーアプリに、ジェスチャー機能が付いているので その中で設定しています。
Microsoft Launcher のジェスチャ機能を利用する
Microsoft Launcherの設定から「ジェスチャ」をタップ。
「上方向にスワイプ」をタップし、アプリの中から「カメラ」を選びます。

ちなみに、上スワイプは元々「アプリ一覧表示」が割り当てられています。
そのため、カメラ起動に変えてしまうと、アプリの一覧が出せなくなってしまうので、代わりに「アプリ一覧を出すボタン(ウィジェット)」をホーム画面に置いておくと便利です。
画面のどこか空いている場所をロングタップ(1/4)

「ウィジェットを追加」をタップ(2/4)

Microsoft Launcherの「アプリ」というウィジェットをロングタップして(3/4)

ホーム画面の好きな位置に置きましょう(4/4)

Microsoft Launcherは、その名の通りマイクロソフト社製の無料アプリで、Androidの数あるランチャーアプリの中でも人気ランキングで上位に並びます。
数年前、iPhoneからPixel(初めてのAndroid)に乗り換えた際、メールやLINEのアイコンバッジに未読数が出ないことに不便さを感じ、色々と調べた結果、「Androidはランチャーアプリでホーム画面の機能を丸ごと入れ替えらえれる」と言うことを知り Microsoft Launcherに辿り着きました。

また、ドックのカスタマイズ性も高く、横に並ぶ数を増やしたり、縦にスペースを拡張して「よく使うけど丸見えにしたくないアプリ(決済系、ポイントカード系、パスワード管理系など)」を上手く隠して配置することもできます。
Pixelシリーズのデフォルトのランチャーは、ピュアアンドロイドと呼ばれる割に 使い勝手があまり良くない (笑)ので、Microsoft Launcherに替えてしまいましょう。
撮りたい→すぐ撮れる=最高のカメラ
カメラの話から少し逸れてしまいましたが…
文中にも書きましたが、個人的には「電源ボタンの2回押し」と「上スワイプ」の両方を有効にしておくのがおすすめです。
「あ、光がキレイだ!」と思った次の瞬間、もう撮る準備ができているような…、元々高いスマホの速写性能を更に高めることができます。
撮りたいと思ったらすぐ撮れる
これはスマホがカメラに勝っている、大事な性能の一つだと思います。
カメラは道具ですから、できるだけ自分が使い易いようにカスタマイズして楽しみましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました。