東京駅の正面に太陽が来るのはいつ? 順光で撮れる日時をサンサーベイヤー(Sun Surveyor)を使って事前にチェック!


普段、景色やスナップ写真を撮っていて、「今日はなんとなくいまいちだな」とか、「今日はすごくキレイに撮れたな」とか…

同じカメラと同じレンズで、設定や撮り方もほとんど同じなのに、日によって写りが結構違うのはどうして?と思うことがあるかもしれません。

外の撮影ですからお天気の影響もありますし、他にもいくつか理由があるかもですが、やはり一番大きい影響は「光の向き」ではないでしょうか?

朝方と昼、そして午後、夕方と、同じ場所を撮っても写りは結構違うものです。

風景を撮るときも「光の向き」が大事

どんなときもそうですが、風景を撮るときも「光の向き」はとても大切です。

もし、色鮮やかに、はっきり・クッキリ撮りたいと思ったら、光を前側から当てて撮るのがオススメで、特に難しい設定をしなくても青空は青く写りますし、スマホでパチっと撮ってもキレイです。

風景を撮るときの光源は太陽です。
当然ですが、太陽の位置は自分の力では動かせませんし、風景や建物も自分の力で移動させることができません。

ですので、風景で光の向きを選んで撮りたければ、撮る時間がとても大事ということになります。

良く「風景は朝方か夕方に撮るのがオススメ」と言われます。

その理由の一つは、その時間帯は太陽の位置が低めなので、前・後ろ・横(またはその中間)などと「光の向き」が選びやすいということがあります。

季節によっても違いますが、お昼前後は太陽の位置が高めで、どっち向きに撮っても「光の向きは上から」になってしまいます。

 

そうなると…

「〇〇(場所)に太陽の光が前側から当たるのはいつ? 何時ごろ?」と考える必要が出てきます。

今回はそんなときにおすすめの、家にいながら「どこどこ」の「何時何分」の太陽の位置が簡単に調べられる賢いお助けアプリをご紹介します。

例えば「東京駅の丸の内駅舎に、光を前側から当てて撮りたい」と思ったとして、ちょっと調べてみましょう。

サン・サーベイヤー(Sun Surveyor)がとても凄い&楽しい

太陽の位置を調べるアプリで有名なのが、サン・サーベイヤー(Sun Surveyor)です。

とても多機能なアプリですが、太陽の位置を確認するだけなら操作はとても簡単です。
(ここではiOS版でご紹介しています)

まずアプリを立ち上げます。

サン・サーベイヤー,SunSurveyor,使い方

もし ↑ のような「地図表示」になっていない場合は、左上の三本線をタップしてメニューを出し、「マップビュー」に切り替えましょう。

サン・サーベイヤー,SunSurveyor,使い方

 

次に目的の撮影場所に移動します。
地図を指でスクロールしても良いですが、画面右上の位置アイコンをタップすると…

サン・サーベイヤー,SunSurveyor,使い方

検索ボタンがありますので…

サン・サーベイヤー,SunSurveyor,使い方

場所を入力(今回は東京駅)して検索すると

サン・サーベイヤー,SunSurveyor,使い方

素早く移動できます。

サン・サーベイヤー,SunSurveyor,使い方

東京駅が中心にきました。

マップはGoogleマップを使用しているようなので、地図の拡大と縮小も「ピンチアウト・ピンチイン」で同じです。

サン・サーベイヤー,SunSurveyor,使い方

ただ、通常のGoogleマップと違うのが、黄色い線や丸の部分で、それがこのアプリで一番大事な「指定した日時のときの太陽(黄色の大きな丸)の位置と動くルート」の表示です。

そして、画面下の「日時スライダー」を左右に動かすと、月日と時間を変えられます。

サン・サーベイヤー,SunSurveyor,使い方

 

同時に太陽の位置やルートも変わりますので、「何月何日何時何分の太陽の位置(過去も未来も現在も)」が素早く確認できます。

サン・サーベイヤー,SunSurveyor,使い方,東京駅

ちなみに、日時スライダーの一番左(赤枠の部分)をタップすると、スパンを年、1日、1時間の3通りに変更でき、素早く目的の日時を探せます。

サン・サーベイヤー,SunSurveyor,使い方

日にちを大きく、月単位で動かすときは年スパン。
その日の動きをみたいときは1日スパン。
1時間スパンは細かすぎて僕は使ったことがありません。

まるで実際に現地に居るかのよう(ストリートビューモード)

マップビューも便利ですが、さらに凄いのがストリートビューモードです。
これはもう実際に現地に行ってロケハンしているような感覚です。

モードの切り替えは、画面左上のメニューからもできますが、マップモードとストリートビューモードの切り替えでしたら、赤枠の部分をタップすると素早く切り替えできます。(マップビュー ⇄ ストリートビュー)

サン・サーベイヤー,SunSurveyor,使い方

Googleマップをよく使う方にはお馴染みの「ストリートビュー」に、太陽の位置とルートが重ねて表示されます。

東京駅の話に戻りますが、今回は正面から太陽を当てて撮りたいので、ストリートビューで駅舎と反対の方を向きます。

サン・サーベイヤー,SunSurveyor,使い方,東京駅

道のど真ん中でロケハンしています。

サン・サーベイヤー,SunSurveyor,使い方

反対を向きました。

大体ですが、赤い丸のあたりに太陽が来てくれると嬉しい感じです。
でも、アプリ上のこの日(3月3日)だと、赤丸をかすることなく沈んでしまうことが分かります。

では「いつの何時くらい」に撮りに行けば良いのか? 時間スライダーを動かして確認してみます。

サン・サーベイヤー,SunSurveyor,使い方

スライダースパンを1年にして、ゆっくりスライドさせます。

サン・サーベイヤー,SunSurveyor,使い方

4月5日の太陽のルートはこんな感じなので、もうちょっと後の日の方が良さそうです。

サン・サーベイヤー,SunSurveyor,使い方

4月25日だとちょうどいい感じに太陽が通過するようです。

では最後に「何時くらいに行けば良さそうか」を確認します。(既に 17h頃 と見えていますが…)
スライダースパンを1日に変えて太陽を動かしてみます。

サン・サーベイヤー,SunSurveyor,使い方

未来の預言者になった気分(笑)

サン・サーベイヤー,SunSurveyor,使い方

真正面にきました。
やはりこのくらいの時間を狙って撮りに行けば面白そうな予感がします。

もちろん、17時くらいに行ってパチっと撮って帰るのも良いですが、このルートの感じだと、16時くらいから18時半くらいまで、刻々と表情が変わる被写体をゆっくり撮るのも楽しそうです。

サン・サーベイヤー,SunSurveyor,使い方,東京駅

窓が黄金に光りました。

( 4、5、6、7、8月の夕方は、大体この辺りを太陽が通るようです。細かくお知りになりたい場合は是非アプリで確認してみてください!)

マジックアワーとブルーアワーも教えてくれます

時間スライダーの色がグラデーションになっていますが、これは、指定した日の「マジックアワー」と「ブルーアワー」の時間を教えてくれています。

サン・サーベイヤー,SunSurveyor,使い方

オレンジの時間はマジックアワーで、水色の時間はブルーアワーです。

マジックアワーの時間帯は、太陽の位置が一日のうちで最も低くなりますので、光の向きの効果を最も効かせた写真が撮れる美味しい時間、しかも朝と夕方の一日二回やって来ます。

すごくざっくりですが…

① 前側から光を当てて撮ると「はっきり・くっきり・鮮やか」な印象で、青空も青く写ります。

② 横から光を当てて撮ると「立体感」がしっかりと出て、建物などの撮影が楽しくなります。

③ 後ろ側の光を当てて撮ると「ドラマチック・幻想的」な感じで、シルエットを生かした写真など、どちらかというとイメージカットでおしゃれな印象の写真が出来上がります。

どの光の向きも楽しいですし、好みもありますが、個人的には風景なら①と②の中間(斜め前)からの光が撮っていて楽しい気がします。(②と③の中間くらいもステキ)

ちなみに↓の写真では、上は早朝で光はざっくりと後側から…
サン・サーベイヤー,SunSurveyor,使い方,東京駅
下は夕方で光はざっくりと前側から当たっています。

この楽しい「光の向きの感覚」は、自宅の窓際で、時間のあるときにスマホで遊んでみるのがオススメです。

また、ブルーアワーは太陽が沈んだ後の時間帯で、とても柔らかい光に包まれます。

太陽が沈んだから撮影も終わりと思ったその後に、びっくりするくらいキレイな状況になることがあります。

また「夜景がキレイに撮れる時間」とも言われています。

マジックアワーやブルーアワーの時間になると、気づいたらカメラを持った人が何人かいたりと、写真が好きな方はやはり狙ってる時間です。

僕はアーティストのPVや、屋外のDJのライブなどをYouTubeで見るのが好きなのですが、マジックアワー、ブルーアワーの時間に撮っているものがとても多いです。

Cercle|YouTube

今度、風景の映像や写真を見るとき、キレイだなと思ったら、「これは何時くらいに撮ったのか?」と考えて見るのも楽しいと思います。

その写真、何時くらいに撮りましたか?

光の向きが大事なのは、風景やスナップ写真を撮るときだけではありません。

友達や家族、子供を撮るときだって、やはり楽しくキレイに撮れる「時間」を狙って撮れば、素敵な写真が出来上がる確率もアップします。

さらに、ただ散歩をするときでも、「光のキレイな時間帯」に歩いてみると、いつもの馴染みの散歩道が違った感じに見えるかもしれません。

ただの散歩だったはずが、気づいたらスマホで夢中で撮っていた、なんていうこともあるかもしれません。
実際に写真の上手な方は、キレイな光や面白い光に体が反応してカメラを向けることが多いのです。

まだまだ、サン・サーベイヤー(Sun Surveyor)は機能が盛り沢山

まだまだいろんな機能があります。

例えば、当日現地に着いたら、または事前にその場所を通り掛かったら、「ARモード」を使うと実写に太陽のルートを重ねて見ることもできます。

ちなみに不動産屋に勤める友人は、内見のお客さんに部屋の日当たりを説明するのに使っているみたいです。

サン・サーベイヤー,SunSurveyor,使い方

その他もいろいろ、月のルートや月齢、他にも色々(僕には全く分からない)難しいデータも用意されています。

太陽の位置やルートが調べられて、さらにマジックアワーやブルーアワーも教えてくれて、その他も色々と、とにかく多機能ですが、今回ご紹介したように「太陽の位置やルートを調べる」のはとても簡単で、操作もシンプルです。

最後に「サン・サーベイヤー(Sun Surveyor)」には、無料版と有料版があります。
今回ご紹介した機能を使うには有料版が必要(2021/04現在)です。

値段は少しお高めですが、これだけ楽しめますので評価が4.0以上なのも納得です。
楽しく写真を撮るために、スマホに常駐させておきたいアプリだと思います。

ただ、しっかり下調べをして、気合十分でいざ現地に行ったら太陽が雲に隠れたとか、そんなことも本当に良くあります。
でも、そんなときも決して挫けずに、次回、また次回とチャレンジしましょう。

まずはご近所の公園や河原などで、光の向きを狙って撮って遊んでみることをオススメします!

普段の何気ない瞬間こそ、大事にキレイに撮ってほしい

FLOWERCAMERAは、そんな想いではじめた小さな写真教室です。
皆さんが写真を楽しく撮れるように、お手伝いができたら嬉しいです。

レッスンの詳細はこちら

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