コスパが良いと評判のPixel 9a、流行りに乗って僕も買ってみましたが、カメラが撮りやすく写りも自然でおすすめです。
ただ屋外で、特に逆光で撮っているとイマイチ画面が暗い(=見えない)ときが結構あります。

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逆光の時こそ明るくして欲しい
せっかくカメラが優秀でも、モニターが見えなかったら元も子もないので、色々と調べてみた結果、「明るさの自動調節機能」に問題があるかも?と分かり、設定をリセットしたら改善しました。
ただこのリセット操作、メニューのかなり奥深い所に隠れているので、同じ様にお困りの方がいらっしゃったらご参考ください。
念の為、Pixel の「明るさの自動調節」がオンになっているか確認

そもそも論として、「明るさの自動調節」の機能がオンになっていないと、環境の明るさに連動しませんので、まずは自動調節がオンになっているか?念の為確認しておきましょう。
設定 →「ディスプレイとタップ」→「明るさの自動調節」

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チェックが有効になっていればOKです。
Pixelの「明るさの自動調節」をリセットする
明るさの自動調節がオンになっていもイマイチ輝度が上がらない場合は、自動調節の学習が上手くいっていない可能性もあるため、一度リセットするのが有効です。
設定を開き「アプリ」をタップします。

「○○個のアプリをすべて表示」をタップします。

「Device Health Service」をタップします。

「ストレージとキャッシュ」をタップします。

「ストレージを消去」をタップします。

「明るさの自動調節をリセット」をタップします。

最後に「OK」をタップします。

僕は最初、リセットはディスプレイ設定の辺りにあると思い探し回りましたが⋯、予想外の場所にありました。
リセット後は根気よく自分の好みを教える
リセット後は様々な環境下で明るさを手動で調節して、自分好みの明るさをシステムに学習させましょう。
カメラの画面の明るさは、「実際の撮影画面内」で調節できます。
撮影の画面で上からスワイプします。(二段階スワイプ)

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撮影画面を見ながら明るさを調節します。

調節が終わったら「戻る操作」でカメラに戻りましょう。
「暗い…」と思う度にこの調整を繰り返すことで、徐々に自分の好みを学習してくれます。
さて今回は、Pixelのカメラで画面が暗くて「見えない・撮り難い」と言うときの改善策をご紹介しました。
Google Pixel 9aのディスプレイの輝度は最大1,800ニト(ピーク2,700ニト)で、スペック上ではPixel 8 Proの最大輝度1,600ニト(ピーク2,400ニト)を上回りますが、明らかにPixel 8 Proの方が明るくて撮りやすいのは、一年半を超える学習の成果と言われれば納得です(笑)。
Pixel 9aもリセット後に手動での調整を数回繰り返した結果、以前より「見える」ようになった(まだ学習が足りない)ので、一先ずこれで様子を見たいと思います。

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だいぶ良い具合に
今回も最後までご覧いただきありがとうございました。