Pixelのカメラのバージョンが9.9.XXXに更新され、「マクロ撮影」に関する操作に変更がありました。
間もなく登場するPixel 10シリーズに合わせての事なのか分かりませんが、以前より使い難くなってしまった印象です。
これまで、マクロ撮影のオン・オフは、ピント位置の 〇 の上の「チューリップマーク」をタップすれば切替えでき、とても便利でしたが…

以前はワンタップでオン・オフが可能
新しいバージョンでは、〇の上のチューリップマークは削除され、〇が白いときは「マクロオフ」、黄色いときは「マクロオン」と、単に 現在の「マクロのオンオフを確認できるだけ」に変わりました。
■ 〇が白のとき = マクロ オフ(広角カメラ使用中)


たまにメッセージも出る
■ 〇が黄色のとき = マクロ オン(超広角カメラ使用中)


たまにメッセージも出る
「じゃあどうやってオンオフを切替えるの?」となりますが、新しいUIでは、画面の上(横位置では左)の「チューリップ」か、もしくは「設定」のアイコンをタップして、一度 撮影メニューを開きその中で切替えます。
どちらかをタップして…

メニュー内で変更…

「常に自動」の方は問題なさそうですが、僕みたいな「常にオフ、ときたまオン」という方はちょっと面倒になりました…
ちなみに、マクロ機能の選択肢が「オン・オフ・自動」の3つというのは変わりません。
■ マクロ機能 オン(超広角カメラ使用)
→常にマクロが「オン」に。

超接写でじっくり撮りたいときに有効です。
また、カメラを閉じたり再生を挟むと「自動」に変わるのは気が利きます。
■ マクロ機能 オフ(広角カメラ使用)
→近付いても「オフ」のまま、勝手に切替りません。

画質の良い広角カメラでギリギリまで寄って撮ることが可能で、個人的にはこれがおすすめです。
■ マクロ機能 自動
→近付くと自動でマクロが「オン」に、離れると「オフ」に。

デフォルトでは確か「自動」が選ばれていると思います。
被写体に近付いたとき、画面がガクっと動くときが、マクロのオンとオフが切り替わったタイミングです。
ちなみに、上記で選択した「オン・オフ・自動」は、画面の上部でも確認できます。

被写体に近付いた時だけ出ます
マクロ撮影 オフ
マクロ撮影 オン
マクロ撮影 自動(切替え)
せめて、ここをタップして「オフ ⇄ オン」できるようにすべきですよね…
さて今回は、Pixelのカメラのバージョン9.9.XXXで変更があった「マクロ撮影」についてご紹介しました。
GoogleのカメラUIは、評判が悪いと元に戻すこともあったりするので、またしれっと変わるかも知れません。(笑)
僕は元々、あまりマクロ(超広角カメラ)を使いませんが、なんか面倒臭い仕様になったので、恐らく更に使用頻度が減ると思います。
ちなみに、明らかに超接写を撮りたい場合は別ですが、メインカメラでギリギリピントが合わない位の距離なら、逆に離れて2倍ズームで撮った方が色々整ってキレイに撮れます。
【ギリギリピントが合わないときの選択肢】スマホのマクロで接写した写真がイマイチ綺麗に撮れない理由と解決策
最後に、バージョン9.9.XXXの他の変更点は、「ソーシャルで共有」の削除と、撮影機能ガイドの追加です。
「ソーシャルで共有」は元々無効にしていましたが…
Pixelで写真を撮ると毎回出てくる「ソーシャルで共有」をオフにする方法と、代わりに Googleフォトから他のアプリに共有する方法
機能ガイドは画面右上の?から開けます。



こう見ると、色々できる面白いカメラです
暇なときに見てみると、新たな発見があるかも知れません。
今回も最後までご覧いただきありがとうございました。