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2024年8月13日22:00(日本時間で14日の2:00)に、Googleから新しい Pixel 9シリーズが発表されました。
99 Pro9 Pro XL
楕円形のカメラバーはGoogleの検索窓をイメージ
例年だと、9月に新しい iPhone、10月に新しい Pixel、という流れでしたが、今年は順番が逆になっています。
側面の形状がフラットになったせいで、「iPh○neにそっくり」との声がチラホラ聞こえますが、実際に店頭で実機を触ってみたところ、全体的にGoogleらしいカジュアルな雰囲気に仕上がっていて非常に好印象でした。
また、Pixel 8 Proから実質39,800円で買い替えできるキャンペーンもお買い得なので、何も考えず勢いで飛びつくのも悪くない様に思いますが…
ただ、毎年盲目的に買い替えるのは如何なものか?という葛藤もあり(笑)、ここは一旦冷静に、今 気に入って使っている Pixel 8 Proからの特にカメラ周りの変更点ををじっくり比較してから、どうするか決めようと思います。
同じようなお考えの方は、よろしければご参考ください。
製品の発売日は、Pixel 9と Pixel 9 Pro XLが8月22日、Pixel 9 Proは9月4日の予定で、Googleストアの発売記念キャンペーンは9月2日までとなっています。
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Pixel 9も 9 Proも 9 Pro XLも実質39,800円から!
まずは、現在開催されているGoogleストアの発売キャンペーンの内容ですが、Pixel 9の全シリーズが実質39,800円からという、シンプルかつ、大盤振る舞いな内容になっています。
スマホ | Pixel 9 | Pixel 9 Pro | Pixel 9 Pro XL |
---|---|---|---|
通常価格 | 128,900円より | 159,900円より | 177,900円より |
ストアクレジット還元 | 24,200円分 | 32,100円分 | 50,100円分 |
下取り最大 | 64,900円Pixel 8の場合 | 88,000円Pixel 8 Proの場合 | 88,000円Pixel 8 Proの場合 |
実質価格 | 39,800円より | 39,800円より | 39,800円より |
また、Pixel 7 Proから買い替える場合は、下取り額の最大が70,000円となり、9 Pro、9 Pro XL共に実質57,800円~と、こちらも結構お買い得です。
支払いはGoogleストアでお馴染みの、手数料なしの分割12回払い「Splitit」が便利ですが、審査がない分、不承認トラブルが意外と多いので、利用される場合はご注意ください。
Pixel 9・9 Pro共に、指紋センサーが超音波式に
これまで不評だった光学式の指紋認証のセンサーは、待望の超音波式(SamsungのGalaxyシリーズと同じ)に変更され、反応速度が従来よりも50%早くなりました。
個人的にはどっちでも良いじゃん?という感じでしたが、超音波式だと、真っ暗な寝室で指先から漏れるフラッシュ光で目潰しをくらうことが無いそうなので、それなら超音波式一択だと思います。
プロセッサは、Tensor G3(Pixel 8シリーズ)から Tensor G4にパワーアップされ、搭載されるメモリも Pixel 9は12GB、9 Proは16GB(Pixel 8は8GB、Pixel 8 Proは12 GB)と強化されています。
この先7年間保証されるOSのアップデートなどにも余裕で対応できそうです。
6.3インチのProモデルが登場、しかも5倍の望遠カメラを搭載
今回 Proモデルには、ノーマルサイズ(6.3インチ)の9 Proと、ラージサイズ(6.8インチ)の 9 Pro XLの 2サイズが用意され、iPhoneでいう ProとPro Maxと同じ展開になりました。
Pixel 8 Proと Pixel 9 Proの比較
画面サイズ
6.3インチ
6.7インチ
6.8インチ
大きさ・重さ
縦 152.8 mm
横 72 mm
厚み 8.5 mm
重さ 199 g
縦 162.6 mm
横 76.5 mm
厚み 8.8 mm
重さ 213 g
縦 162.8 mm
横 76.6 mm
厚み 8.5 mm
重さ 221 g
今回特筆すべきなのは、6.3インチの「Pro」にも5倍の望遠カメラが載っていることで、お尻のポケットにすっぽり収まりつつ、超広角から超望遠まで30倍、一眼カメラならレンズ3、4本分に相当する、バリエーションに富んだ撮影が楽しめます。
このカメラのレンズ2本分よりも、もっと広く・遠くをもっと大きく撮れます(画質は比較しないとして)
iPhoneの Proシリーズや Galaxyの Sシリーズなど、これまで望遠カメラ付きのハイエンドモデルは、スペースの都合などから、画面の大きいモデルには5倍の望遠、画面の小さいモデルには3倍の望遠、というのが一般的な感じでした。
ただ、今のメインカメラなら、3倍位はトリミングでカバーできるので、頑張って 5倍を載せた Pixel 9 Proは面白いと思います。(次の iPhone 16の「Pro」にも5倍が載るという噂が…)
ちなみにこれは僕の勝手な考えですが、センサーの大型化が進む今のスマホなら、2~3倍位のズームはトリミングでも十分実用的な画質です。
であれば、技術的に可能なら、メインは超広角と広角(12~24mm位)で1カメラ、標準と中望遠(35~80mm位)で1カメラ、望遠(150mm位~)で1カメラという組み合わせにした方が、画質のバランスが良さそうな気がします。
特にエントリーモデルに関しては、殆どが広角と超広角の2カメラ制ですが、そんなに広角側に特化しなくても、上記の組み合わせなら、一眼カメラの標準ズームレンズと同じように 12~80mm位の常用範囲がバランスよく撮れ、使い勝手が良くなると思うのですが…
中国のメーカー辺りが出してくれたら面白そうです。
望遠カメラが○○だったら買い替えたい
さてここからは、僕が Pixel 8 ProからPixel 9 Proに買い替えるかどうかのお話になりますが…
まず、個人的に感じている Pixel 8 Proのカメラの不満点は、「メインカメラの画力が凄すぎて、他のカメラがイマイチに思えてしまう事」です。(明るさなど条件が良ければ他も普通にキレイですが)
ですので、Pixel 9 Proで気になるのは、メインカメラ以外のカメラの出来で、特に良く使う「望遠カメラ」の以下の2点です。
◎ 暗部の画質向上
◎ 最短撮影距離の変更(もっと寄れるようになるか?)
今回 Pixel 9シリーズでは、メインの広角カメラは全てのモデルで Pixel 8シリーズと同じですが、Pixel 9では超広角が、Pixel 9 Proでは超広角・望遠・フロントの3つのカメラが新しくなっています。
そして公式の発表ではありませんが、多くのTECH系サイトを見ると、どうやら下記の様なセンサーが使われているらしいです。
変更されたカメラ
Pixel 8 | Pixel 9 | Pixel 8 Pro | Pixel 9 Pro(XL) | |
---|---|---|---|---|
Samsung GNK 50MP |
Samsung GNK 50MP |
広角 | Samsung GNK 50MP |
Samsung GNK 50MP |
SONY IMX386 12MP |
SONY IMX858 50MP |
超広角 | SONY IMX787 48MP |
SONY IMX858 50MP |
– | – | 望遠 | Samsung GM5 48MP |
SONY IMX858 50MP |
Samsung 3J1 10.5MP |
Samsung 3J1 10.5MP |
フロント | Samsung 3J1 10.5MP |
SONY IMX858 50MP |
約8倍 | 約8倍 | 最大ズーム倍率 (超解像) | 約30倍 | 約30倍 |
そして肝心の望遠カメラは、SamsungのGM5から SonyのIMX858というセンサーに変更され、新しい絵作りに期待が膨らみますが、写りに関しては発売前で作例も少なく、まだ判断できない状況です。
ただ、最短撮影距離に関しては、いち早く店頭のデモ機で確認したところ、残念ながら Pixel 8 Proとほぼ同じ位(70cm前後?)な感じでした。
ちなみに、同じ IMX858を望遠に使っている Xiaomiの14 Ultra(Leicaが監修!)では、なんと 30cm位まで寄れるため、テレマクロとして、スマホでも自然なボケを楽しめるようですが、Pixel 9 Proの望遠は「寄れない望遠」のまま変わらない様です…
というわけで、Pixel 9 Proへの買い替えは、現時点ではまだ保留といった感じで、キャンペーンが終わる9月2日までにもう少し調べたいと思います。
Googleご自慢のAI合成もさらに深化
Pixel 9シリーズは、パワーアップした Tensor G4プロセッサの恩恵を受け、ご自慢のAIをさらに駆使した新たな撮影や編集の機能が追加されています。
一緒に写る
「一緒に写る」は多重露出の要領で、先に撮影者以外の人たちを撮り、そのレイヤーを表示させながら撮影者を重ねて写すことで、その場にいる全員が集合写真に入れるというナイスな機能です。
これは新たな記念写真の撮り方として便利だと思うので、他の Pixelシリーズにもぜひアップデートで追加して欲しいと思います。
オートフレーム
「オートフレーム」はAIが最適な構図を考えて、「トリミング」や、その逆で「周辺を生成して構図を拡大」してくれる編集機能です。
ただ、後で構図で迷いそうなら、広め・狭めと色々なバージョンを撮っておけば良い気もしますが…
それから、新機能も良いですが…、現行UIの手直しも忘れずにお願いします。
Pixel 9 Pro Fold・Pixel Watch 3・Pixel Buds Pro 2も新発売
続いて、同じタイミングで発売となる、Pixel 9 Pro Fold、Pixel Watch 3、Pixel Buds Pro 2のキャンペーン内容は以下の通りです。
Pixel 9 Pro Fold(9月4日発売予定)
Pixel Foldの後継は、Google Pixel Fold 2だと思いきや、まさかの Pixel 9 Pro Foldとなりました。
折り畳みスマホ | Pixel 9 Pro Fold |
---|---|
通常価格 | 257,500円より |
ストアクレジット還元 | 57,700円分 |
下取り最大 | 100,000円Pixel Foldの場合 |
実質価格 | 99,800円より |
Pixel Watch 3(9月10日発売予定)
Pixel Watch 3でサイズが2種類になりました。
僕は初期の Pixel Watch(41mm)を使っていますが、本当はガツンと大きめな時計が好みなので、45mmの Watch 3が気になります…
スマートウォッチ | Pixel Watch 3 (45 mm) | Pixel Watch 3 (41 mm) |
---|---|---|
通常価格 | 59,800円より | 52,800円より |
ストアクレジット還元 | 12,800円分 | 10,800円分 |
実質価格 | 47,000円より | 42,000円より |
Pixel Buds Pro 2(9月26日発売予定)
Pixel Budsシリーズにも Pro 2が登場しました。
イヤホン | Pixel Buds Pro 2 |
---|---|
通常価格 | 36,800円 |
ストアクレジット還元 | 6,800円分 |
実質価格 | 30,000円 |
さて今回は、新しく発売されるPixel 9シリーズと、Googleストアのキャンペーンについてご紹介してきました。
デザインもキャンペーンの実質価格も良い感じですが、個人的には、一番期待している「望遠カメラのスペック」をもう少し見極めてから考えようと思います。
もし Pixel 9シリーズを買う方におすすめのモデルを聞かれたら、やはりお尻のポケットに収まって、カメラの「プロ設定」で解像度を50MPに設定できる Pixel 9 Proがイチオシで、「望遠なんて絶対要らない」、「画面の大きいスマホじゃなきゃ嫌だ」という方でなければ最適だと思います。
同じ50MPのメインカメラを搭載していても、プラス「解像度を50MP」に設定することで、写りが自然で柔らかく、上品な印象になるのは、Pixel 8 Proでも感じるところです。
あくまでもカメラ最優先での選択となりますが…
今回も最後までご覧いただきありがとうございました。