ミラーレスなら!カメラを構えてシャッターを切るまでの順番はこんな感じが撮りやすい?

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「ミラーレスと一眼レフの違い」と聞けば、大きさや重さをイメージする方が多いと思います。

でも、もっと根本的なところで違うのは「写真の撮り方」そのものです。

ミラーレスは、シャッターを切る前に、モニターやファインダーの中でできるだけ「正解」に近づけてから撮ることができます。(コンデジやスマホも同じです)

正解というのは、「写る明るさ(露出)」だったり、「写真の色合い(ホワイトバランス)」、「光の具合」が自分のイメージ通りということです。

一眼レフの光学ファインダーで撮る場合、正解かどうか?は、撮って見てみないと分かりません。
ベテランさんでも、細かく撮り直して、徐々に正解に近づけていきます。

つまり、ミラーレスと一眼レフの大きな違いは…
撮る前に「正解」が分かるカメラか?
撮って見ないと分からないカメラか?
ということです。

今回のお話は、そんなミラーレスで、撮る前にどうやって「正解」に近づけていくか?、その手順をご紹介していきたいと思います。

① 軽くピントを合わせる

これから行う作業のために、まずは被写体に軽くピントを合わせます。

ボケた状態では何も分かりませんよね!

また、このサイトでは、普段の撮影にプログラムオートをオススメしています。

誰でも簡単キレイ!普段使いにいちばんオススメ!|プログラムオート(Pモード)の使い方

できるだけシンプルな操作で「正解」に近づけていきましょう。

② 明るさを合わせる

次に、写真の明るさを露出補正でしっかり合わせます。

暗い?明るい?写真の明るさは『露出補正』で簡単・自在にコントロールできます。

モニターを見ながら、自分が一番イイと思う明るさに合わせましょう。

ただ、ドンピシャに合わせても、後で構図を変えたときに明るさがズレることもあります。
ここは最後にもう一度微調整すればイイんですが、露出補正で明るさを決めた後、「AEロック」で固定するのも便利です。

ミラーレス(一眼)の本領発揮?!『AEロック』の上手な使い方

③ ホワイトバランスを合わせる

写る明るさが決まったら、次は色合いです。

モニターに映っている被写体が、見た目の色合いに近いかどうか確認しましょう。

まずは、白いモノが白く映っているか?をチェックします。
もし、白いモノが赤(黄)っぽく、青(白)っぽく見えたらホワイトバランスの調整が必要です。

白が白く見えていれば、他の色もほぼ見たままの色で写ります。
もし、白いモノがなければ、他の色でチェックしましょう。

ホワイトバランスは普段は「オート(AWB)」のままで大丈夫です。
ただ、赤みが強い、青みが強いときは、自分でプリセットを変更する必要があります。

写真が赤い?青い?それはホワイトバランスの失敗です!|写真の4大失敗

色合いは、見た目通りに写すだけが正解ではありません。
見た目とは違うけど、敢えて、自分が撮りたい色合いで撮るのも大正解です。

赤い?青い?ホワイトバランスの微調整を覚えれば… 修正も表現も自在です!

④ 構図を整える

明るさと色合いが決まったら、次は構図を整えていきしょう。

背景をボカしたいときは、レンズを上手に使うのがコツです。

一眼カメラでキレイなボケをしっかり撮る4つのコツ

⑤ ピントを合わせる

撮る前にもう一度、ピントを合わせ直します。

この後、ピントがずれないように注意しましょう。

まもなくシャッターを切りますが…
その前にとても大事なことがあります。

⑥ シャッター速度をチラッと確認する

手ブレの失敗をしないために、シャッターを切る前に「今のシャッター速度」を確認するクセをつけましょう。

カメラをしっかり構えて…
手ブレ補正を効かせて…

この状態で、シャッター速度が「1/60秒」より速ければ、手ブレの失敗は少なくなります。
(望遠レンズで撮るときは、もう少し速いとより安心です)

ブレ失敗はもう卒業!ブラさないための基本とは? | 写真の4大失敗

もしも、シャッター速度が「1/60秒」より遅かったら…

よりしっかり構えるか?
三脚に固定するか?
カメラをどこかに置いて撮るか?

です。

手ブレ(カメラブレ)を一段抑える!カメラの構えのヒント

明らかに暗い場所では、先にシャッター速度を見て、「手持ちで撮れるかどうか?」を最初に判断すると後がスムースです。

「正解」を作ってから三脚を取りに行くのは面倒です。(笑)

⑦ シャッターボタンを静かに押す

後はタイミングを待って、静かにシャッターボタンを押します。
指先でグッと押し込むとカメラが動いてブレてしまいます。

人差し指の腹を使って、フワッと、でも確実に押しましょう。

全押し!半押し!クリック押し!?シャッターボタンの押し方は3通り。

三脚だからと安心して、シャッターボタンを押すと結局ブレてしまいます。(=レリーズブレ)
カメラを固定しているときは、レリーズケーブルか、リモコン、セルフタイマーを使いましょう。

すぐ再生して「答え合わせ」をする

撮ったら写真を再生して「答え合わせ」をしましょう。

明るさ?、色合い?、ピント?、手ブレ?。

構図?、光の具合?。

基本的には、撮る前にモニターを見ながら作った「正解」がそのまま写っているはずです。
どこが気に入らないかがハッキリ分かれば、そこだけ修正してパッと撮り直すことができます。

2枚目、3枚目で正解が撮れればプロ並みです。(笑)

一番大事なのは「光」

最初のうちは、カメラは物足りないくらいシンプルに操作するのがおすすめで、その分 光をじっくり見ながら、考えながら撮りましょう。

写真は光の記録です。
イイ光で撮れば、イイ写真になるのです。

◎ 光の向きや 質はどうか?

順光・逆光・サイド光、光の向きは3方向!

また、晴れと曇り、日向と日陰など、光の質で変わる 写りの硬さ・柔らかさも大事です。

◎ 影の具合はどうか?

影で人の顔が真っ暗? 目で見る明暗差はそのまま写真に写りません

光の具合が良くなければ、場所を変えたり、撮る向きを変えたりする必要があるかもしれません。

そして、このとき忘れてはならないのが…
光や影の具合は、人間の目で見る感じと、写真に写る感じとに差があるということです。

目で見て、頭の中で写真に写したときの感じを想像するよりも…
モニターやファインダーを見てチェックすれば一目瞭然です。

初めは難しいと思いますが、光を意識して撮るクセをつけると、写真はさらに上達します。

自分が一番撮りやすい順番を見つけましょう

一連の手順を文字にすると複雑に感じるかもしれませんが…(笑)

慣れてくれば、これだけやってもカメラを構えてから15秒以内でシャッターが切れるハズです。

明るさ合わせは露出補正ダイヤルで一瞬です。

色合いもほぼチェックするだけ。
ほとんどのシーンでは、調整しなくても白は白く映っているハズです。

もし、一眼レフをお使いで、撮る前に「正解」を作りたい方は、「ライブビュー」に切り換えれば同じです。
モニター上で「正解」を作ってから、ファインダーに戻して撮るのもアリだと思いまよ。

ただ、この方がしっくり撮りやすいなら…
ミラーレスの方が向いているのがもしれません(笑)

お疲れ様でした!

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