カメラ雑誌や詳しい友達と写真の話をするときに出てくる言葉…『何段』

例えば「ちょっとブレてるから、シャッター速度を2段くらい速くしてみなよ!」とか。

写真の先生に「ちょっと明るすぎね…もう1段くらい暗くした方が雰囲気が出るわよ」とか。

写真の上手な方からアドバイスを受けるとき『何段何段』と容赦なく言われませんでしたか?

でも意味が理解すれば「もうちょっとシャッター速度を速く…」と曖昧に言われるより「1段速く!」と言われた方がスッキリします(笑)

それだけ写真トークの中に出てくる重要なキーワード、今回はこの『何段』のお話です。

まずは1段ずつ覚えましょう!

絞りの1段

絞りのF値を1段ずつ並べてみました。

 

シャッター速度の1段

シャッター速度を一段ずつ並べてみました

 

ISO感度の1段

ISO感度を一段ずつ並べてみました。

 

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それぞれ明るくなる・暗くなるはずだけど…

「絞りを1段開けたのに、写真の明るさが変わらないですよ?」

このお話をするとよく聞かれます。

F値を1段小さくしたら、1段分明るくなるハズですが『普段使い』ではならないんです。

シャッター速度を1段速くしたら、1段分暗くなるハズですが『普段使い』ではならないんです。

普段使いのときは『プログラムオート』か『絞り優先』、シャッター速度をコントロールするときは『シャッター速度優先』のモードがオススメです。

これらのモードでは、カメラが露出(写真の明るさ)を決めてくれますので…

絞りを開けて明るくしても、カメラがシャッター速度を速く(暗く)してしまうので、明るさは変わりません。

シャッター速度を遅くして明るくしようとしても、カメラが絞りを絞って(暗く)しまうので、明るさは変わりません。

あくまでもカメラが決めた明るさからは変わらず、絞りとシャッター速度の組合せだけが変わるんです。

ですので、これらのモードで『明るさを変えたい!』ときは『露出補正』を使って変更します。

『露出補正の+1.0』は『カメラが決めた明るさより1段明るく補正して撮る』と言うことです。

『露出補正』は良く使いますよね!

「ちょっと明るすぎね…もう1段くらい暗くした方が雰囲気が出るわよ」と先生に勧められたら、『露出補正を−1.0』に合わせて撮れば大丈夫です。

『マニュアル露出モード』で撮る場合は、絞りもシャッターも自分で決めます。

カメラは何も動かしませんので、絞りを1段開ければ1段分明るく写りますし、シャッター速度を1段速くすれば1段分暗く写ります。

ただ最初から『マニュアル露出モード』で撮るのは撮り難いのでオススメはしません。

会話の中の『何段』は、写りの効果のことを言っていることが多い。

『マニュアル露出モード』以外では明るさ・暗さは変わりませんが、それぞれの効果はもちろん変わります。

「シャッター速度を1段速くした方がいいよ」=「1段速くしてブレを止めた(少なくした)方がいいよ」

「絞りを1段絞った方がいいよ」=「1段絞ってもう少し後ろまでピントを合わした方がいいよ」

このようにアドバイスしてくれたら、今のF値やシャッター速度からそれぞれ1段動かせば良いわけです。

明るさの『何段』の話だったら、露出補正で設定すればOKです。

1段・2段・1/3段

1段ごとの数値は是非覚えておきましょう!

2段は1個飛ばしです。

F2.8を2段絞ると… F4を飛ばして F5.6。

1/250秒から3段シャッター速度を遅くするとなったら…1/125、1/60を飛ばして、1/30秒なので、2個飛ばしですね。

「1段ずつ覚えましたが、F4.5、F5.0というのも出ます…」

そうなんです…今のカメラはだいたい1/3段表示になっています。

1/3段は1段を1/3に刻んだものです。

この『F4.5、F5.0というF値』は『F4からF5.6の間を1/3段に刻んだF値』です。

シャッター速度も1/250から1/500に1段速くなる間に1/320、1/400と1/3刻みのシャッター速度が間に入ります。

ご自分のカメラでも『絞り優先でF値』を『シャッター速度優先でシャッター速度』を端から端まで見てみましょう!

(1/3段刻みのカメラなら、ダイヤル3クリックで1段という感じになります)

1/3段の値は全部覚えなくても大丈夫(笑)まずは1段刻みで覚えましょう!

ちなみに半段というのもあって、これは1段を1/2に刻んだものです。

フィルムのレンズは、絞りを半段刻みでコントロールできるレンズが多いので、ベテランさんは馴染み深いと思います。

僕も半段刻みの方がしっくりきます。

デジタルカメラはフィルムより露出がシビアなので、より細かい1/3刻みのコントロールがデフォルトになっていますが、『露出を半段でコントロールする設定』にすれば、半段刻みのコントロールもできるようになります。

プロカメラマンになると露出を1/6段で刻む場合もあります…

なんとなくわかっていれば大丈夫!

『何段』…の話は少しややこしいですよね。

『いちばんはじめ』はまず1段刻みの数値を覚えて、誰かと会話をするときに『1段絞る…2段開ける…』などを、効果の具合をイメージして話せるようになれば、楽しく会話も弾んで上達も早くなります!

ISO感度とF値、ISO感度とシャッター速度の関係はまた別の機会にご紹介したいと思います!


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