写真は光がないと写りません。
かといって、光がただあるだけでも面白くないのです。

このシーンはどんな光で撮ろうかな?
これを考えることが大切で、面白いところなのです。

風景でもお花でも友達でも…
家でも外でも…
コンデジでもスマホでも…

上手な人はみんな、光をしっかり探して、選んで撮っています。
カメラの高い安いは関係ありません。
難しい設定も要りません。

自分の撮りたいイメージに合わせて、光の向きを意識して撮るだけで、写真はググッと上達します。

今回は、写真撮影に欠かすことのできない「光の向き」についてお話したいと思います。

光はの向きは、前・後ろ・横の3方向

被写体に当たる「光の向き」は、前から、後ろから、横からと大きく3つの方向に分かれます。

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光の向きが変わるだけで、写りの印象は大きく違ってくるのです。

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1|被写体の前から当たる光 → 順光

被写体から見て、正面から当たる光が「順光」です。
カメラを構えたみなさんからは、光源を背にした状態です。
カメラの内蔵フラッシュを当てたときもモロ順光です。

順光で撮った写真の印象は『クッキリ、ハッキリ、鮮やか』です。

空や海は青く!
お花の色は鮮やかに!
被写体の色やディテールが見た目に近い感じに写ります。

ちなみに、風景写真の基本は順光とも言われています。

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ただ、順光で撮った写真は立体感が出にくいんです。
そのため、平面的でベタッとした感じに写りがちです。

なんとなく、記録写真・説明写真のように感じに写るので、「キレイだけど、なんかフツーでつまらない…」と思うこともあるかもしれません。

また、被写体に近づいて撮るときは、自分の影が入らないように要注意です。

2|被写体の後ろから当たる光 → 逆光

被写体の後ろから当たる光が順光です。
みなさんからすれば、光源が前にある状態です。

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逆光で撮った写真の印象は「ドラマチック・幻想的」。
人の見た印象とガラッと雰囲気が変わります。

後ろからの光がフワーッと人間を包み込むような…
ファッション誌なんかでよく見るオシャレ写真の代表です。

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風景でもお花でも、簡単に印象的な1枚が撮れてしまう逆光です。

薄い花びらを透かして撮ったりなど、アイディア次第でアーティーなイメージにもチャレンジできます。

逆光で撮るときに注意すること

簡単にドラマチックのオススメな「逆光」ですが、撮るときの注意点もあります。
それは、後ろの明るさに引っ張られて、メインの被写体が暗く写りやすいということです。

これを回避するために、『露出補正』を使ってしっかりとメインの明るさをコントロールしましょう。

ミラーレスならモニターを見ながら調整すれば簡単です!

ただ、あえてメインの被写体を暗く潰してシルエットにするのも素敵です。

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この場合も『露出補正』で0.3段ずつの違いを見比べて、絶妙なシルエット具合を探しましょう。

3|被写体の横から当たる光 → サイド光

被写体の左右から当たる光が「サイド光」です。
みなさんから見ても光源は左右にあります。

サイド光で撮る写真は『立体感』がキレイに出ます。

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横から当たる光は反対側に陰を作るので、自然でキレイな立体感が生まれます。

そして、サイド光で撮るときも『露出補正』が大切です。
被写体の左右に明暗差が出来ていますので…
明るさを明に合わせるのか?
暗に合わせるのか?
しっかり決めてコントロールする必要があります。

どんな明るさで撮ったら最も素敵か?
モニターに映る被写体を見ながら、0.3段ずつ探っていきましょう。

3方向には、さらにその中間が…

光の向きを大きく3方向に分けてお話しています。
でも実際は、さらにその「中間」が無数にあります。

順光とサイド光の中間は「斜光」。
サイドと逆光の中間は「半逆光」。

さらに中間より後ろより…
など言葉にすればキリがありませんが…

それぞれの写りの印象は、「3つの向き」の効果を掛け合わせたイメージ。
と頭に入れておけば大丈夫です。

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「半逆光」= 幻想的(逆光)+立体感(サイド光)
「斜光」= ハッキリ・鮮やか(順光)+立体感(サイド光)

元の3方向の印象を覚えておけば、あとはもう足したり引いたりです。
もう光を自在に操って撮れそうな気がしてきませんか?(笑)

光の向きを求めて自分が動く

被写体を目の前にしたとき、まずは「光の向き」を考えてみましょう。

そして、そのままで良いのか?
向こうから撮るのが良いのか?

積極的に動いて、光の向きを決めていきましょう。

夕日を逆光にしたり、サイド光にしたりなど…
動けるなら積極的に動く。
これも写真撮影のキホンです。

もし、動ける(動かせる)被写体なら、相手もどんどん動かしましょう(笑)。

また、風景や建物を撮るときなど、「被写体の正面」が決まっていることもよくあります。
そんなときは、太陽の動きに合わせて「撮る時間」を選べば、自分の欲しい光の向きを手に入れられます。

プラス、トップがどれくらいか?

光の向きにはもう1つ、「上から」という向きがあります。

 

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この「トップの光」も、角度の違いによって写る印象に違いが出ます。

トップの光は、真上よりも、少し斜め(低い角度)から当てて撮る方が、自然な立体感が生まれキレイに写ります。

トップ光の代表格は太陽光です。
屋外で撮るときは、『撮る時間』や『撮る季節』で写りの印象が大きく違うということなのです。

実は、1日のうちで、光が最も美しくなると言われる時間帯があります。
それは「マジックアワー」と呼ばれ、太陽のトップの角度が最も低くなる、日の出と日の入りの数時間です。

トップが低いほど、「光の向き」も作りやすいですよね?
みなさんもぜひ狙ってみてはいかがでしょうか。

撮る時間を変えるだけ!「マジックアワー」で写真が変わる

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お部屋でライティング、写りの違いを見てみましょう

「光の向き」の違いが生み出す「写りの違い」は、自宅で被写体にライトを当ててみるととよくわかります。

どんなライトでもいいですが、できればデスクライトやクリップライトなど、自由に動かせるライトを使いましょう。

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前、横、後ろ、高さ、それぞれ様々に変えてみて、写る印象や、影の具合を確認してみましょう。

このとき、被写体を直に見るのではなく、モニター越しに見ながらライトを動かすと分かりやすいですよ。

これ、面白いので、ハマる人はハマるんです。
「気づいたら2時、3時になってた」なんて方もいらっしゃいました。(笑)

自分の好きな「光の向き」は?

皆さんはどんな写真が撮りたいですか?

もし、まだ決まっていなければ、雑誌や写真集やWEBサイトから探しましょう。
そして、いいな!と思う写真が見つかったら…

その写真の被写体のどこが一番明るいか?
影はどっちに出ているか?

これをよく観察して…「光の当たっている向き」を調べます。

自分の好きな「光の向き」を見つけたら、真似してどんどん撮ってみましょう。

「今日は1日、サイド光だけを探して撮ってみよう」
こんな撮影もとても面白いですよ。

あとは、露出補正で明るさをコントロール。
ホワイトバランスで色合いをコントロール。

これで自分のお気に入りのスタイルがひとつ出来上がります。
まずは、そのスタイルでパチパチ撮っていきましょう。

お疲れ様でした!

光のお話はこちらも大事!オススメです。
硬い光と柔らかい光|写真が変わる『光』のお話


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