カメラには様々なボタンが付いています。

でも、そんなたくさんのボタンの中でいちばん重要なボタンと言えば…
やはりシャッターボタンですよね?

昔のカメラならシャッターを切るためだけのボタンでしたが、デジタルカメラの場合ではいくつかの機能を持っています。

今回はそんな『シャッターボタンの様々な機能と、3通りの押し方』についてご紹介していきたいと思います。

シャッターボタン,押し方,取れた

シャッターボタンの押し方①『全押し』

まず、1つ目の押し方は『全押し』です。

撮影設定』もOK。
ピント』もOK。
明るさ』もOK。

構図も被写体も光の具合もイイ感じ。

これらを全部クリアした後の最後の操作…
それが『シャッターボタンの全押し』です。

これで、光がセンサーに記録されて写真が写ります。

『全押し』のコツは…
指の腹を使って、軽くフワッと。
でも確実に押し込む。

これです。

シャッターボタン,押し方,コツ

 

指の先で押してしまうと、意外と押す力が強くなり、カメラが上下に動いてしまいます。

シャッターボタン,押し方,コツ

シャッターボタンを押す指が、カメラを揺らす…
これが『レリーズブレ』というブレの失敗の1つです。

シャッターボタンは、点で押さず面で押す。
これの指の感覚を覚えておきましょう。

例えば、室内や、屋外でも薄暗くなってきた時…
手ブレするか?しないか?ギリギリの『シャッター速度』で撮る場面では、押し方1つで差が出ます。

ミラーレスは、全押しした後、いつ離すのが正解??

また、「撮った後、シャッターボタンはいつ離したらいいんですか?」
このように聞かれることもあります。

「離すタイミング??」と思われるかもしれませんが…
『ミラーレス(一眼)』を使っている方には、ちょっとここが大事なんです。

『電子ファインダー』を使って撮る場合…
撮った後『ファインダー内』に、パッと『プレビュー(今撮った写真)』が出てきます。

電子ファインダー,プレビュー
これはとても便利な機能です。

構えはそのまま、カメラを全く動かさずに結果をチェックできます。
しかも視野率は100%です。

もし、気に入らないところがあれば…
続けてシャッターを切れば、1枚目とほぼ同じ構図で撮り直しが可能です。

『背面のモニター』で確認する場合、カメラを下ろさないといけませんよね?
(顎をちょっと引いて、構えを変えずにモニターをチェックするベテランさんもいます。)

 

ただ、この便利な『ファインダー内プレビュー』ですが…
表示されるタイミングが、2通りあります。

1|『全押し』の後、すぐ表示される。
2|『全押し』の後、指を離したら表示される。

ちょっとマニアックですね…(笑)

もし、ご自分のカメラが ② の仕様だったら…
ちょっとクセを覚えておきましょう。

例えば、1枚撮った後、指を離さずそのまま続けて次の構図を探したとします。
そして、構図が決まってピントを合わせようと『シャッターボタン』を離したその瞬間…
さっき撮った写真の『プレビュー』が出てきます。

これだと、「うわ!なんだよ!タイミング悪いな」と逆効果ですよね?
シャッターチャンスを逃してしまうかもしれません。

でも、このような仕様もちゃんと意味があります。
② のカメラは、指を離さなければ『プレビュー』は出てこないんです。

ということは…
『全押し』と『半押し』を繰り返して撮れば、途中に『プレビュー』を出さず、テンポよく続けて撮ることができるんです。

ピントは合わせたまま、構図違いを続けて撮りたい時などは、途中に『プレビュー』が出ない方が撮りやすいですよね?

皆さんのカメラは ① か ② か、どちらのタイプでしょうか?

いつも、僕にこう言ってくる方がいます。
「このカメラ、変なタイミングで『プレビュー』が出てくるから撮り難いんだよ…」

これは、②のカメラをお使いで『指を離すタイミング』が原因だったんですね!
カメラは悪くないんです。

まさに『ミラーレス(一眼)』ならではの、使い勝手のお話です。

 

このファインダー内の『プレビュー』は、OFFにすることもできます。

ただでさえ、ミラーレスで『動いている被写体』を撮るのは、不利だと言われます。
さらに、この『プレビュー』に邪魔されれば、撮りにくくて堪りません…

ミラーレスで『動きモノ』を撮るなら、撮影後の『プレビュー表示』をOFFに。
これだけでもかなり撮りやすくなります。

本体設定の中に『ON/OFF』の項目があると思いますので…
動きモノを撮ることが多い方は、取扱説明書と電話サポートで設定してみてくださいね。

動きモノのシーンが撮り終わったら、また『プレビューON』に戻しておきましょう。

スポンサーリンク

シャッターボタンの押し方②『半押し』

『シャッターボタン』の『半押し』の操作とは…
カメラに「ピント合わせて!」と指示を出す操作です。

『半押し』という操作が生まれたのは、カメラに『オートフォーカス』が搭載されてからです。

押し方というのは、特にありません…
ただ、その後続いて『全押し』することが多いので、やはり『指の腹で優しく』がオススメです。

 

また、ピントが合いにくい場合…
『細かく半押し』してピントを合わせる。
というテクニックもあります。

通常は、ピントが合うまで『半押し』し続けますよね?

でも『なかなかピントが合わない』と思ったときは…
『数回に分けて半押し』を試してみましょう。

『半押し』『離す』『半押し』『離す』という感じで…
レンズを少しずつ動かして、自分で『ピントの山』に近付けていくようなイメージです。

シャッターボタン,半押し,ピント合わない,

これは『望遠レンズ』や『マクロレンズ』のように…
『AF用のレンズが大きく動くレンズ』を使うときに有効なテクニックです。

もちろん慣れも必要ですが、ぜひ一度試してみてくださいね。

シャッターボタンの押し方③『クリック押し』

3つ目は『クリック押し』です。

『シャッターボタン』に軽く ”ちょん” と触れてすぐ離す。

マウスのクリックと同じ感じです。

シャッターボタン,押し方,ちょん,クリック押し

『クリック押し』というのは、世間一般の共通語ではありません。
呼び方は『ちょん押し』でも『クリック押し』でも、なんでもOKです(笑)

でも、この押し方も大事です。

繰り返しになりますが、シャッターボタンは、カメラのボタンの親玉です。
カメラはシャッターボタンを触られると、一気に仕事モードに入ります。

つまり、自分の『撮るよ!』という意思を、カメラに伝えることができるんです。

これが『クリック押し』の役割です。

全てのカメラが同じ仕様ではありませんが…
『クリック押し』はこんな時に使います。

 

『スリープ状態』からの復帰に

デジタルカメラは、ボタンの無操作時間が一定を過ぎると、省エネモードに入ります。

背面モニターが消えたり…
『測光機能』を休ませたり…
レンズをしまったり…
などと、機能を細かく分けて『お休み』します。

でも『クリック押し』すれば…
こちらの『撮る!』という意思に反応して、カメラは『お休みモード』から目覚めます。

電池の持ちが悪いのが『ミラーレス(一眼)』の欠点です。
そのため、スリープに入るまでの時間が短いカメラが多いんです。

気付いたらすぐ寝ている…
こんなことも多いです。

大事なシーンの時は、カメラを眠らせないように、こまめに『クリック押し』をしていれば…
急なシャッターチャンスにも、しっかり反応してくれます。

また『2段階スリープ』の仕様になっているカメラもあります。

1段階目は『軽いお休み』⇨『クリック押し』で起こせます。
2段階目は『本当にお休み』⇨『クリック押し』しても起きません。

この場合は『電源の入れ直し』などが必要になります。

 

『測光(AE)機能』を復帰させる

カメラには『最適な写真の明るさを決める機能(AE)』が付いています。
この『AE』も一定の時間、操作がないと『お休み』に入ることがあります。

『測光(AE)機能』がお休みモードに入ると…
『絞り』や『シャッター速度』など、露出の表示が消えたりします。

ミラーレス,カメラ,スリープ,絞り,シャッター速度,表示,消える

「この環境光で ”1/500秒” で撮れるかな?」
「この部屋で撮るなら『ISO感度』はどれくらいになるんだろう?」

今すぐ撮らないとしても…
事前に『その場所の明るさ』を確認しておきたい時もありますよね?

そんな場合も『クリック押し』で、カメラに『撮る!』と伝えれば…

『絞り』や『シャッター速度』の表示もすぐ復帰します。

カメラを構える前に『クリック押し』する癖をつけておけば…
顔の前に持ってきたカメラは、すでに『100%お仕事モード』なのです。

 

すぐに撮影画面に戻したい時

他の操作していても『クリック押し』すれば、一発で撮影画面に戻せます。

再生画面で写真をチェックしている途中…
本体設定の深いページにいる時…

もし、急なシャッターチャンスがきたら、皆さんはどのボタンを押しますか?

『MENUで戻る』と説明書に書いてあっても…

ポンと軽く『クリック押し』。

「戻るのって、どのボタンだっけ?」
と悩んだり、探したりする必要はありません。

『シャッターボタン』は1番大きいボタンです。
1番見つけやすく、1番押しやすいボタンです。

 

変なボタンを押して、変な画面が出てきてしまった時

「撮っている最中に、どこかを押してしまって…」
「元に戻そうと思ったら、どんどん訳の分からない画面が出てきて…」
こういうお話も結構伺います。

意図せず、何かのボタンを押してしまうこともありますよね?

そんな時も…
『アッ!』と思ったらすぐ『クリック押し』。

とりあえず、無かったことにしれくれます。

 

『プレビュー』を消してすぐ、次を撮りたい時

撮影後の『プレビュー』も『クリック押し』で消すことができます。

次、すぐ撮りたいのに『プレビュー』が消えるまでじっと待っている。
たまに、こういう方をお見かけしますが…

すぐ次を撮りたい時も『クリック押し』。
サッと撮影画面に戻しましょう!

このように結構使うシーンは多いんです。

カメラを選びは『シャッターボタン』から?

僕の周りで、カメラを選ぶ基準の一つに…
『シャッターボタンの押し具合は外せない!』という人もいます(笑)

「カッコいいんだけどね… ちょっとシャッターボタンの感じがね…」

それだけ、こだわる人には大事なボタンです。

『シャッターボタンが取れた!』なんてことは絶対にあってはなりません(笑)
カメラなんですから。
(僕は『取れた』経験が2回ほどあります)

また『半押し』と『全押し』の境目が曖昧なカメラもあります。

ピントを合わせるつもりが、シャッターまで切れてしまったり…
撮るタイミングが合わせにくかったり…

1度や2度ならいいですが、連続すれば結構なストレスです。

メーカーによっても…
同じメーカーでも機種によっても…
『シャッターボタン』のフィーリングは結構違います。

お店でカメラがたくさん並んでいたら…
高いカメラから安いカメラまで、いろいろ押しまくってみると面白いですよ(笑)


FLOWERCAMERAは
楽しく!なるべく簡単に! でも…
しっかり、キレイに撮れるようになりたい!
そんな皆さんのための

初心者さんにやさしいミラーレスのお教室

です。


スポンサーリンク